フォロワー数

「フォロワー数がついに1万人いきました」
「フォロワー数が3万人いるんですよ」
「フォロワー数何万人のなになにさん」
テレビも雑誌も本もフォロワー数で人を語る。

どこかで会ったどこかの誰かで
もう名前も忘れてしまったけれど
「私のフォロワー数は53万です」と
戦闘力のように語るフリーザ様がいました。

たしかに数はわかりやすい。
テストの点数のいい子がすごい。
お金を稼ぐ大人がすごい。
数は正義という価値観。
それって資本主義的だなと思う。
でも数より質の時代がもうそこまで来ている!ぺこぱ

インフルエンサー

インターネット育ちの私は
オフ会に行ったのがきっかけで
有名な人気アカウントの中の人、いわゆる
インフルエンサーとオフラインで出会いました。

みんな人気者の顔をしていました。
みんなキラキラした世界にいました。
みんなエネルギーがあって自立していました。

だから「すごい人だ」って憧れたし
相互フォローになれた私も
強くなったような気がしました。
昔の私はなにもわかっていませんでした。
私はからっぽでした。

親友

そんな私を変えたのは親友たちでした。
親友たちは Twitter をやっていません。
Facebook にはビールの写真しかありません。

でも健康で元気で仕事のスキルも経験もあって
パートナーやまわりの人を大切にしていて
社会のニュースにも自分の意見をワァワァ喋るし
オタクでうるさくてずっと笑わせてくれて
人を上下で見ないからマウントをとってきたりしない。

インターネットにいないけれど自分らしく生きていて
インターネットで主張しないけれど自分の意見があって
インターネットで知られていないけれど友達や上司や後輩から頼りにされている。

フォロワー数に関係のない世界で
こんなに尊敬できる人たちがいると知ってからは
数だけじゃなにもわからないなと思うようになりました。

さよなら

昔の私はずっとインターネットにいたから
インターネットの世界しかわかりませんでした。

フォロワー数教のインターネットには
数でマウントをとって煽ったり
数をけなしたりする人もいました。

昔の私はネガティブでした。
自己肯定感なんてなかった。
だから承認されたかったし肯定されたかった。

フォロワー数が増えれば私もいつか
あのキラキラした世界の人たちのように
すごい人になれるような気がしていました。

でも変わりたい。
もう比べなくていい。
人の価値は数じゃない。

私はそこからさよならしたい。
数に囚われていた昔の私に
さよならしたいんだ。
さよならフォロワー数。

さよならフォロワー数✅

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